劇団というシステムの中で、カクシンハンは見果てぬ演劇を追いかけながら、目まぐるしい時代の変化の中を疾走してきました。
シェイクスピアの言葉を通じて新しい魔法を現代にかける。
このスリリングでチャレンジングな”事件”が、シェイクスピア演劇の醍醐味です。
コロナの時代を経て、世界が変わります。
カクシンハンもまたその変化の中にいます。
劇団体制からプロデュース体制に移行するのにはいくつもの理由があります。
理由はいくつかあれども、目的は一つです。
「アグレッシブな挑戦を続けていくこと。」
この一点です。
これからは、メンバー一同、それぞれの道を進んで参ります。
ぜひ応援をお願いいたします。それぞれの個性が色濃く出た挑戦に立ちあえると思います。
体制を変えたカクシンハンはさらに「挑戦」していきます。
これからの時代をどんなふうに演劇で豊かにしていくのか。演劇の力をどんなふうに発揮していくのか。
作品ごとに新しい仲間と出会い、新しい世界へ挑戦していきます。
世界と人間へ発見に満ちた演劇を。
シェイクスピアはもちろん、さらなる冒険も。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Theatre Company カクシンハン主宰
木村龍之介