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カクシンハンプロデュース|実験公演 ジュリアス・シーザー

   

公演概要・情報について

ジュリアス・シーザー
実験公演とは

挑戦者になるための挑戦。その先の舞台に立つための舞台。短期集中型、14日間でつくりあげるシェイクスピア公演。『ジュリアス・シーザー』。
若手俳優がシェイクスピアの言葉と格闘できる場として舞台では異例の短期間、2週間のリハーサルを実施し、ローマ市民役(アンサンブル)を含めシェイクスピア未経験な若手俳優の養成企画です。

公演トレーラームービー

公演情報

日程:2021年12月25日(土)19:00開演
   2021年12月26日(日)11:00開演 / 15:00開演
会場:シアター風姿花伝
チケット:一般前売券 2,500円
     当日券 3,000円
チケット販売サイト:https://stage.corich.jp/stage/116059

本公演は2021年12月25日・26日の3公演で終了しました。
以下にてアーカイブ配信を販売しております。

アーカイブ配信購入

※オンライン劇場「ZA」内で配信。

演出家 木村龍之介の思い
(公演パンフより)

シェイクスピアの劇がはじまるのは、どんな時か?
豪華絢爛な装置や衣装があるときか。それとも、シェイクスピア俳優が演じている時か。
そうしたシェイクスピアもとても魅力的だ。
しかし、僕は、こう定義してみようと思う。

若者の中にある燃えるような情熱が、
シェイクスピアの言葉を
焼き尽くす時、
シェイクスピアの劇がはじまるのだ


(ここでいう若者は、年齢のことではない。心の状態だ。あるいは、「どう生きたいか」というビジョンの話だ。)
シェイクスピアの言葉が燃える時、人間の感情と哲学が、美しさと醜さが、正しさと過ちが、論理とメタファーが、見る者の心の中を突風のように吹き抜ける。
突風の中をくぐり抜けてほしい。
“シェイクスピア突風”を経験した人間と、経験していない人間とでは、情熱的に生きることにおいて結構違いがあるように思う。
できるだけ多くの人がシェイクスピアをやったり・見たりできるように、ハードルを下げよう。そんな実験が今回の公演だ。稽古期間を半分にし、その分濃密に。本当に大切なことを大切にするために、舞台装置は何もなしで、衣装も普段着。
「情熱の火柱」「シェイクスピアの言葉」「人が集まること」
それで事足りるのがシェイクスピアだ。
それがシェイクスピアのすべてだ。
ここに集まった若者たち(あなたも!)が、これから突風を巻き起こす予感がする。
本日はご来場有難うございます。
作品を通じて劇場でお会いできるなんて、嗚呼、なんて奇跡的なんだ!

経歴|演出家、作家。東京大学在学中にシェイクスピアを研究。シェイクスピアシアター、蜷川カンパニー、文学座附属演劇研究所などで俳優・演出を学び、劇団カクシンハンを立ち上げ、全作品を演出。2020年に劇団体制からプロデュース体制に移行し、劇団という枠組みを超えて国内外で演劇の面白さを社会に届けるプロジェクトを企画。

14日間シェイクスピア×実験公演

カクシンハンは
“14日間シェイクスピア”を
プロデュースします

今回、称して実施した14日間でつくりあげるシェイクスピア×実験公演。
はじまりは、演技の熟練度に関係なく、手を上げた方を集めるところからでした。
そこから14日間の稽古・配役などを通じて、俳優個々の演技力の向上に感動したほか、チームとしての力が備わっていく姿を体感できるまたとない機会になりました。
これからも、さまざまな団体、チームとカクシンハンがプロデュースするスキームのひとつとして「14日間シェイクスピア×実験公演」を実施していきたいので、ご興味をお持ちの方は、 ぜひカクシンハンまでご連絡ください。

こんな方々のお問い合わせを
お待ちしています

シェイクスピアを実施したい劇団の方
演劇を組織内教育に活用したい団体・企業の方々
演劇を通じてコミュニティを形成していきたい方々など

ご連絡先

ジュリアス・シーザーSTAFF&CAST

STAFF

<翻訳>
松岡 和子
<演出>
木村 龍之介

<美術>
乘峯 雅寛
<作曲>
平本 正宏
<照明>
伊藤 孝
<音響>
大園 康司
<演出補佐>
日置 浩輔
<舞台監督>
今村 智宏

<照明オペレーター>
和田 麻里子
<音響オペレーター>
若林 なつみ
<舞台スタッフ>
仮屋 奈那|下村 りさ子|三牧 弘尚

<キャスティング協力>
ビルドトウキョウ株式会社
<配信>
ノーミーツ/オンライン劇場 ZA
<フライヤーデザイン>
森 裕之

<制作>
斎藤 努|加藤 恵梨花|阿部 藍子
<運営>
阿部 藍子|根本 啓司|上田 藍

CAST